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2015.04.23

虹の橋へお見送り

じょこをお見送りして
今は母が入院している病室に付き添っている

病状は安定していて
明日か明後日には退院になりそう

何も手に付かず
何をするにしても
何を見るにしても
じょこを思い出し
泣き崩れていたところに
老人ホームの看護師さんから
母の緊急搬送の連絡がきた

血圧が200越え
ニトロを舐めても胸を締め付ける
痛みがとれないという
今までとは違う痛みだと
本人が言っているとのこと

こんな時に
悪い事が続くのか…
心臓がバクバクした
看護師さんから一通り
説明されたけど
本人が電話口に出れないのかと
尋ねると話しは出来るというので
母と代わってもらい話をした
声色を聞いてほっとした
きっと大丈夫だな

かかりつけ病院でもある
救急病院は我が家から近いので
自転車で病院に行き
救急車の到着を待った

心筋梗塞?脳梗塞の可能性…
そんな不安と緊張感の中
顔は見ていないのに何故か
大丈夫だという確信があった


ふと、じょこは全部
お見通しだったのかな
そんな風に思った

本当は今日が手術日だった
私の子宮全摘出は
じょこの看病の為に
延期してもらっていた
入院中にお別れが来たら
一生後悔すると思ったから

延期してほんとうに良かった
しっかりとじょこに寄り添い
出来る限りの事をやり
ちゃんと看取る事が出来た
少しの後悔はあっても仕方ない
じょこは頑張った
夫も私も頑張った

最期の日、その翌日も
都合よく私の仕事は休みで
じょこと二人の時間を過ごした
声をあげてひとしきり泣くと
ストンと気持ちが落ち着くような
瞬間もあった
あれは何なのだろう

泣いてはストン
泣いてはストン
自分が出来る事はやったという
充実感からくるものなのかな
凄く長生きしてくれたし
幸せを沢山もらっていたからなのかな

2日間でしっかりと
お別れの挨拶が出来た

帰宅して一人きり
ただいまじょこ!と声をかけても
おかえり!何かちょうだーい!
とキラキラとした瞳で見つめる
じょこは居ない
何で居ないの?おかしいなー…

これからこんなに寂しくて
悲しい日々が待っているんだ
と思っていたところに
緊急の連絡が入り
急に慌ただしくなった
母の看病の為に出掛けるので
私は一人きりにはならない

母はカテーテル検査をして
結果は異常なしだった
本当は来月の予定だった

母は検査が怖いと言っていた
大手術を2回経験している母は
全身麻酔で眠っている間に
終わる方が気が楽だと言った

検査入院までの約1ヶ月間
恐怖、不安、心配が続く事は
一番の血圧が上がる原因だった
だろうなと思った
それがもう終わった
結果も良かったのだから
もう心配はいらない

私の事も心配し
じょこの病気の事でも
胸を痛めていた母に
火葬の報告をすると
涙ぐみながら
『じょこが心配して守ってくれたんかね』
とつぶやいた

そうかもな…
私を守ってくれたのかな
母を心配してくれたのかな

母の検査を早めに済ませて
母自身も私もみんなも
安心したところで
次は私自身の手術に
集中できる様にしてくれたのかな

こんなことを言うと
笑う人もいるだろうけど
私はそう思った

今日は気持ちのいい青空が広がって
やっと暖かい春が来たという感じがする
太陽の光や木々の緑
赤や黄色の花をみて癒される
じょこからの深い愛情も感じた

少しずつ元気になるよ
次は私の番だ
しっかり治してくるよ
お空から見守っていてね


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